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デジタルカメラとメモリーカードについて

■はじめに

皆様、デジタルカメラを使っていますか? スマホ搭載のカメラしか使っていないという人が今は多いかもしれませんね。その昔、携帯電話にカメラが付いたときは、解像度が低くてメモ程度にしか使用できない代物でしたが、現在のスマホに搭載されているカメラは、デジタルカメラに匹敵するような高画質機種もあります。そのため、デジタルカメラを使用しなくともスマホで十分という人が多いかもしれませんが、今回はスマホのカメラではなくデジタルカメラにつてい調べてみます。

■デジタルカメラの歴史

デジタルカメラは、30年以上前から存在していましたが、製品として成功し普及させるのは困難だったようです。まだ液晶ディスプレイが高価な時代でしたから、液晶ディスプレイが省略されているか別売として本体の値段を下げた製品もありました。また、保存媒体に当時としては安価だったフロッピーディスクを採用する機種もありました。この頃はデジタルカメラ黎明期であり、様々なデジタルカメラが発売されましたが、一般に普及した機種は10万円以下の手頃な製品でした。

1990年代終盤、30万画素前後の解像度が主流となった時代に、新宿のカメラショップ店頭にどのような機種が並んでいるか見に行きました。細々と数社のデジタルカメラが置いてありましたが、どれもフィルム式カメラの代用になるような画質や値段ではなく購入を見送った経験があります。

※この頃はインターネットには情報などは少なく、カタログや写真誌を調べるかデジタルカメラを扱っているお店に直接見に行かなければデジタルカメラの情報は手に入りませんでした。

その数年のち、解像度が100万画素を超えた時点で初めてデジタルカメラを購入しました。対応するメモリーカードはコンパクトフラッシュカードでした。当時主流だったデジタルカメラで使用するメモリーカードは、大体コンパクトフラッシュカードかスマートメディアカードでした。

・左:スマートメディアカード 右:コンパクトフラッシュカード

しかも、手頃な値段で買えるメモリー容量が10MB程度しかなく迷った挙句、15MBのコンパクトフラッシュカードを約3万円で買いましたが、現在から考えると非常に高価な買い物でした。しかし、一度買ってしまえば後はお金が掛らず撮り放題なので、容量と値段を天秤にかけて思い切って購入しました。

デジタルカメラは、フィルム式カメラのように現像やプリントをしなくても、撮った写真がその場で確認できるので失敗した写真は消去して、再度撮影することができます。これはフィルム式カメラに比べて大きなアドバンテージで、現像・プリントしてから失敗に気付くこともなくなりました。

メモリー容量15MBで20枚前後しか撮影できませんでしたが、24枚撮りフィルムとして考えれば30回ほど使用すれば元が取れる計算でした。(現像+初期プリントで1000円として計算しています。)

デジタルカメラは、その後モデルチェンジを重ねる度に高画質化が進み100万画素のデジタルカメラが発売された翌年には200万画素、その翌年には300万画素と高画質過渡期で、ユーザーにとって買うタイミングが非常に難しかった時期です。

■一眼レフタイプの普及

画質世代が600万画素に達したとき、遂にあるメーカーから価格破壊的なデジタル一眼レフカメラが発売されます。それまでは30万円以上していた機種が大きく値下がりし、レンズ付16万円前後で一般の人でも手頃に購入可能な価格帯で爆発的な人気となりました。私もその機種を購入したうちの一人でこのカメラに使用するメモリーカードはコンパクトフラッシュカードでした。

この頃にはコンパクトフラッシュカードも大容量化が進み、1GB程度のメモリカードが1万円以下で購入できました。またそのほかにSDカードやxDピクチャーカードなどを採用しているデジタルカメラも登場してきました。

・左:SDカード 右:xDピクチャーカード

■現在の状況

現在販売されているデジタルカメラの解像度は、概ね2400万画素前後かと思います。また、解像度以外のスペックとして、撮像素子の大きさがAPS-Cと言われる大きなサイズとして主流でしたが、現在ではフルサイズと言われるものや、更に大きな中判サイズのものも発売されるようになりました。

また一眼レフ以外にもミラーレスなどもあり、コンデジや高級コンデジなども含めるといろいろ種類のカメラが販売されていて、どれを買おうか迷ってしまいます。使用されるメモリーカードもSDカードを筆頭に、コンパクトフラッシュカードやXQDカードなど様々です。

・左から:SDカード、SDカード(UHS-II対応)、XQDカード、XQDカード

また、最近では、静止画の撮影だけでなく動画の撮影に用いられる事も多くなってきました。レンズ交換式のデジタルカメラならば、オプションレンズの選択肢も豊富で背景をぼかすなど多種多様な撮影テクニックを駆使して豊富な表現が実現できます。

■今後について

今後、静止画は更に高画質化が進むと推測されますし、動画に関しても4Kが主流になるでしょう。その際、メモリーカードの大容量化、高速化も同時に進むでしょう。

デジタルカメラの歴史を振り返ってみると、画像ファイルの解像度と容量がそれぞれ必要なだけ大容量化し、メモリーカードもそれに追従する形で容量とスピードがアップし、また機種によっては大きなコンパクトフラッシュカードから小さなSDカードへと、メディアの種類(形態)も世代交代を繰り返してきたことがわかります。現在はSDカードが主流ですが新しい種類(形態)のメモリーカードが登場するかもしれません。

■まとめ

弊社は、過去にxDピクチャーカードから現在はSDカードまで多種多様なメモリーカード試験を数多く経験し実績とノウハウを蓄積しています。使用するメモリーカードによってはデジタルカメラが正常に機能しない場合もあり、市場で互換性(相性)が問題になる場合もあります。弊社は、メモリーカードとデジタルカメラの互換性試験や、スマホとデジタルカメラのWi-Fi接続時の互換性試験など数多くの試験を承っています。何か製品開発に関してお困りごと、ご相談がございましたらお問い合わせ頂ければと思います。

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