HDR10+が発表されて暫く経過し、対応するTVの市場への投入が期待されています。HDR10+対応のTV発売を待っているユーザー、HDR10+実装を検討しているメーカーも多いのではと思います。そこで、今回はHDR10+認証試験、評価試験に使用するテストパターンコンサルティングに関してご案内致します。
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アリオン・ジャパンは世界初のHDR10+のATC(認証ラボ)に認定されました。
HDR10+認証試験
HDR10+は、認証試験を受けてPassすればロゴマークを製品に付加することが可能で、HDR10+の実力を備えた製品として市場でアピールできます。TV、モニターの認証試験は、光学的特性とEDIDがHDR10+に準拠しているかを確認しますが、試験の中にはHDR10+の特徴であるダイナミックメタデータ処理が正しく実装されているか検証する項目もあります。
HDR10+認証試験用テストパターン
私達テストセンターは、HDR10+認証試験を実施するので、当然全ての組み合わせのTV、モニターテスト用の画像を表示させるテストパターンを作成しておく必要があります。一方、HDR10+を自社製品に実装するメーカーは、社内で試作機を繰り返し性能評価したり、デバッグしたりすると思いますが、その時必要になるのがテストパターンです。このテストパターンを作成するには、HDMI AVI InfoFrame, HDR InfoFrame, Vendor Specific InfoFrameの専門知識が必要且つ、作成本数が多い、更にテスト規格で定義されたテストシーン作成が必要なためかなりの工数が必要です。
そこで、アリオン株式会社 HDR10+ラボでは、TV、モニター用テストパターン作成に関するご相談、サポート、コンサルティング、ラボでのテストパターン作成サービスを提供しています。現在、HDR10+で定義されている全ての組み合わせのテストパターンセットの作成が可能となっており、お客様ご要望の輝度に応じたテストパターンセットの作成コンサルティングが可能です。HDR10+テストパターン作成に関してお困り事、ご相談がありましたら本Web Siteのお問合せページからご連絡をお願い致します。折り返し、HDR10+専任担当者からアクセスさせて頂きます。