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第111回 USB Workshopトピックのご紹介

2018年11月5日から11月9日にかけて台湾にあるTaipei Marriott Hotelで開催されましたUSBワークショップでのトピックを中心にUSB規格の動向についてご紹介します。

【USBワークショップとは】

USB-IFは、年に4~5回の頻度でワークショップと呼ばれるイベントを開催しています。世界中からベンダーが集まり,無料で認証試験を受けることができます。今回は111回目の開催となります。なお、ワークショップへはUSB-IFの会員のみが参加可能となっており、非会員は参加できません。

今回Workshopで受験した製品は、USB PD3.0 (Silicon, Charger with/without PPS)または、USB3.2 Gen2 (Peripheral, Host, Hub)に対応した製品です。PD3.0製品のうちPPS対応と非対応の割合はほぼ半々、前回のワークショップと比較してPPS対応製品は増えている印象です。

【主なトピック】

・PD 3.0 Siliconの場合、任意の2つのPD 3.0のテストソリューションでの試験をすることとなりました

これまではPD 3.0 Siliconの認証試験は、全部で4つのPD 3.0のテストソリューションでの試験が必須でしたが、今回のワークショップから任意の2つのソリューションに変更されました。なお、PD 3.0 Source製品は2018年3月以降、2つのPD 3.0のテストソリューションで試験をすることとなっています。

・PD 2.0製品 (silicon and End-Products) の認証終了

USB-IFよりアナウンスがあり、PD 2.0製品は2019年9月30日まで認証取得可能ですが、それ以降は認証取得できなくなります。

・PPS対応PD 3.0 Power Bricks/Silicon製品(1ポートしか持たないもの)は弊社で認証試験を受けることは可能

2018/11/19以降1ポートしか持たないPPS対応PD 3.0 Power Bricks/Silicon製品は弊社で試験を受けて、認証取得は可能となります。2ポート以上のPD 3.0 Power Bricks/Silicon製品には(例:1ポートPPS対応、もう1ポートはPPS非対応など)現在弊社で認証試験を実施できません。。

・第三者試験機関でのテスト可否の一覧

現状、下記のカテゴリの製品は弊社のような第三者試験機関での認証試験は実施不可となっています。これらの製品の認証を取得したい場合はUSB-IFのPIL (Platform Interoperability Lab)での試験が必要です。また一部の製品についてはワークショップで試験が可能です。

– Fast Role Swap (FRS)
– Programmable Power Supply (PPS) with multiple ports
– USB Authentication
– Gen 2 Hubs
– Charge Through Ports
– Bus powered Gen 1 and Gen 2 Hubs
– Hubs that use a USB Type-C™ Sink only (no data) port for power
– Shared Capacity Products

その中で定義が分かりづらいと思われる製品について説明します。

Charge Through Ports
Source側のPDOをSink側にパススルーする製品を言います。

Shared Capacity Products
複数USBポートが製品の給電能力を共有しているものを指します。

上の例ではそれぞれのポートは最大45Wまで供給可能ですが、複数ポートを同時に使用する場合は合計で最大60Wまでしか供給できません。

・Frameworks USB3CV試験におけるPD Chapter 9 testがConnector Type testに名称変更されました。

Type-C/PD機器だけでなく全てのDUTに対して実施が必要と明確化するため、測定名称を変更しました。また、バージョンがα版からβ版になっています。この試験を実施するには、受験するベンダーがVIF (Vender Info File) を提供することが必要です。

・Peripheral Interoperability LPM L1測定用PCに搭載されているFresco PDK FL1100がPoint Grey Cardに変更。

USB-IFがFrescoのPDKを販売しなくなったため、その代替品としてPoint Grey Cardが指定されています。ただしFresco PDKも引き続き使用可能です。

【参考資料】

PDK関連資料TechGuide xHCI PDK Ver 2.1はUSB-IF websiteから下記のリンクでダウンロード可能です。

URL https://www.usb.org/sites/default/files/documents/techguide_xhci_ssusb_pdk_ver2.1.pdf

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