USB 2.0 Embedded Host Interoperability試験の方法と判定基準の解説 (Standby モード対応項目)

USB 2.0 Embedded Host IOP試験にて7.3.13項、7.3.14項、7.3.15項、7.3.16項、7.3.17項について

始めに
今回は、Embedded Host IOP試験にてDUTがStandbyモードの機能を搭載する場合に実施する7.3.13項、7.3.14項、7.3.15項、7.3.16項、7.3.17項について解説いたします。

7.3.13 A-UUT Standby test

目的 Hostが正しくStandby対応ができる事を確認。
適用 Standby機能をサポートするEmbbeded Host。
合格判断基準 規格に準拠したStandby動作が見られる事。

・テスト手順
1. UUTの電源を入れます。もしTP deviceに(外部)電源が必要な場合は電源を供給し、TP deviceの電源を入れます。
2. TP deviceを接続して動作します。
3. UUTをStandbyモードに移行させます。
4. UUTをStandbyモードから復帰させます。
※UUTによってはTPを取り外すことにより自動で復帰するケースもあります。
5. TP deviceが正常に動作する事を確認します。

※TPは全カテゴリで実施します。
※異なるタイプのStandbyモードをサポートする場合、全てのStandbyモードで実施します。

 

7.3.14 A-UUT Standby Disconnect test

目的 Standbyモードに移行中にTPをUUTから取り外してもStandbyモードが正常に動作する事を確認。
適用 Standby機能をサポートするEmbbeded Host。
合格判断基準 規格に準拠したStandby動作が見られる事。

 ・テスト手順
1. UUTの電源を入れます。もしTP deviceに(外部)電源が必要な場合は電源を供給し、TP deviceの電源を入れます。
2. TP deviceを接続して動作します。
3. UUTをStandbyモードに移行させます。
4. TP deviceをUUTから取り外します。
5. UUTをStandbyモードから復帰させます。
6. UUTが正常に動作する事を確認します。

※異なるタイプのStandbyモードをサポートする場合、全てのStandbyモードで実施します。

 

7.3.15 A-UUT Standby Attach test

目的 Standbyモードに移行中にTP deviceを接続しStandbyモードが正常に動作する事を確認。
適用 Standby機能をサポートするEmbbeded Host。
合格判断基準 規格に準拠したStandby動作が見られる事。

 ・テスト手順
1. UUTの電源を入れます。もしTP deviceに(外部)電源が必要な場合は電源を供給し、TP deviceの電源を入れます。
2. UUTをStandbyモードに移行させます。
3. TP deviceを接続します。
4. UUTをStandbyモードから復帰させます。
※UUTによってはTPを接続することにより自動で復帰するケースもあります。
5. UUTが正常に動作する事を確認します。
6. TP deviceが正常に動作する事を確認します。

※異なるタイプのStandbyモードをサポートする場合、全てのStandbyモードで実施します。

 

7.3.16 A-UUT Standby Topology Change test

目的 Standbyモードに移行中にTopologyを変更した時のStandby機能を確認。
適用 HubとStandby機能をサポートするEmbedded Host。複数Portを搭載しStandby機能をサポートするEmbedded Host。
合格判断基準 規格に準拠したStandby動作が見られる事。

・テスト手順
1. UUTの電源を入れます。もしTP deviceに(外部)電源が必要な場合は電源を供給し、TP deviceの電源を入れます。
2. Hubを接続します。(必要な場合)
3. TP deviceを接続し正常動作を確認します。
4. UUTをStandbyモードに移行させます。
5. TP deviceを取り外し、HostまたはHubの別のPortに接続します。
6. UUTをStandbyモードから復帰させます。
※UUTによってはTPを接続することにより自動で復帰するケースもあります。
7. UUTが正常に動作する事を確認します。
8. TP deviceが正常に動作する事を確認します。

 

7.3.17 A-UUT Standby Remote Wakeup test

目的 Remote Wakeup機能が正常に動作する事を確認。
適用 Standby機能とRemote Wakeup機能をサポートするEmbedded Host。
合格判断基準 Standbyモードに移行中、正常にRemote Wakeup機能が動作する事。

・テスト手順
1. UUTの電源を入れます。もしTP deviceに(外部)電源が必要な場合は電源を供給し、TP deviceの電源を入れます。
2. TP deviceを接続します。
3. TP deviceの正常動作を確認します。
4. UUTをStandbyモードに移行させます。
5. TP deviceのRemote Wakeup機能を動作させます。
6. UUTをStandbyモードから復帰させます。
7. UUTとTP deviceが正常に動作する事を確認します。

 

最後に
Standbyモードの定義は製品の仕様により異なります。一般的にはUUTの電源が完全に落ちていない、いつでもWake up可能な状態の事を指します。
(例: 製品がTVでリモコン側の電源ボタンを押して画面を消灯)
また、Standbyモードは任意ですので非対応の場合はこれら試験項目は対象外となります。

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