・コンプライアンスモードとは USB 3.2のトランスミッタ電気試験ではコンプライアンスモードと呼ばれるモード(信号パターン)に対応していることが要求されます。各試験項目毎に測定で使用するモードが定義されておりそのモードに設定できない場合は測定不可となってしまい実質的には不合格と同等の扱いになります。 ほとんどのDUTは問題なくコンプライアンスモー
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2020年7月14日 5,402
・コンプライアンスモードとは USB 3.2のトランスミッタ電気試験ではコンプライアンスモードと呼ばれるモード(信号パターン)に対応していることが要求されます。各試験項目毎に測定で使用するモードが定義されておりそのモードに設定できない場合は測定不可となってしまい実質的には不合格と同等の扱いになります。 ほとんどのDUTは問題なくコンプライアンスモー
Read More »2020年6月23日 2,313
はじめに HDMIのテストツールであるAllion SCDC/EDIDコントローラ AJSC-1にはEDIDエディタ機能がついており、EDIDを作成したり、コンプライアンステストやデバッグ中に迅速にEDIDを編集したり確認することができます。AJSC-1に関する記事として、これまでPHYテストでの使い方や、DDCモニタなどのご紹介をしましたが、今回
Read More »2020年6月3日 3,127
さまざまなシリアルインターフェースの伝送速度は、高速化が進み信号を受信する際、イコライザーを使用する機会が多くなっています。イコライザーは、伝送線路の損失*1で減衰した受信信号の高域を強調し受信側で最適な波形を得る技術でUSB、SATA、PCI-Express等でも使用されています。今回は、前回検証したプリエンファシスに続きデモ版のSpice Ve
Read More »2020年4月17日 2,655
USB3CVツールを用いる試験ではこれまでChapter 9とDevice Classテストを実施していましたが、これらに加えてConnector Type試験が追加されました。Connector Type試験の目的は、PD Configuration Descriptorや、PD Capability Descriptor、Battery Inf
Read More »2020年3月24日 3,107
1. はじめに 測定に使用するSMAケーブルなどの同軸ケーブルの劣化について、気にかけたことがある方は多いかと思います。今回、下のような同じ型番のSMAケーブルを使って、未使用の場合と5年ほど使用した場合で、S21 挿入損失の測定とEYEのシミュレーションを行い比較してみました。 2. 測定結果 2.1 挿入損失 まずは、未使用ケーブルの結果です。
Read More »2020年3月11日 2,233
USB認証試験を受ける際、その製品に関する情報をUSB-IFへ申請する必要があります。以前はチェックリストというものを作成していただき、それをUSB-IFへ提出していただきましたが、2018年9月にUSB-IFのサイトがリニューアルされた事に伴い、各ベンダはそのサイトよりオンライン申請する形に変更となりました。 今回はそのオンライン申請についての方
Read More »2020年2月11日 2,203
1996年にUSB 1.0が登場してから約20年がたった。USB規格は最初の10年は主にPCにおけるデータ通信の規格として普及し、次の10年は主にスマートフォンへの充電の規格として普及したと言ってよい。2020年以降もUSBはデータと充電のインターフェースとして普及が続くと考えられる。 2020年のUSB規格におけるキーワードはUSB Type-C
Read More »2020年1月28日 2,300
普段何も気にすることなく使用しているパソコンのキーボードですが、アルファベットボタンの配列がなぜ今の配置になったのか不思議に思う方もいると思います。今回は、キーボードのQWERTY配列について調べてみたいと思います。 よく聞く回答 QWERTY配列の起源は、本や雑誌に解説が記載されていたりWeb検索すると諸説様々な内容が出てきます。「タイプライター
Read More »2020年1月8日 7,761
かつてExpressCard の認証試験がありました。 以降に記述するように事実上ほぼ消滅してしまいましたが、パソコンの歴史上SDIOを除いて現在最後と思われるカードによる機能拡張方式なので、記録として残したいと思います。 全盛期 ・Windows Vistaが発売され、ノートパソコンの値段もだんだんと手ごろになってきたころ、ExpressCard
Read More »2019年12月16日 937
MCPC充電安全認証はスマートフォンなどの充電における事故の抑制を目指し、安心・安全な充電機器の普及促進のために策定された認証プログラムです。従来の試験対象製品は充電器、ケーブルとアダプタでしたが、新たにPower Bank(モバイルバッテリー)およびスマートフォンなどSink製品への認証試験が開始されました。 今回はSink機器の試験項目の概要を
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