概要 高速信号を扱う技術者は、測定器、信号発生器、ケーブル、アダプター、バイアスティー等、様々な機材と部品を日々使っていることと思います。そんな中で『50Ω』という数字を頻繁に目にしていますが、一体なぜ50Ωなのか、疑問に思ったことはありませんか? そこで、30Ω、40Ω、60Ωでもなければ全て50Ωで統一されている理由について調査してみました。
Read More »LCRメーターで端子容量を測定したら予想値20~30pFに対し2nFを示したがその結果は本当に正しいのか
概要 HDMI認証試験では、DDC ClockピンとDataピン及びCECピンの容量を測定し、規格内に収まっているか確認する項目があります。試験はLCRメーターを用いて測定しますが、通常pFオーダーに収まります。しかし、2nF等の想定外に過大な容量値が算出される事があります。そこで、何が起こっているか検証してみました。 LCRメーターの動作原理 L
Read More »モバイル機器の急速充電と安全性
概要 ノートパソコン、タブレット端末、スマートフォン等のモバイル機器が普及し、屋外で使用する機会が増えてきています。モバイル機器なので、電源は繰り返し充電可能な2次電池が搭載がされていますがモバイル機器の使用時間より長くなり電池容量不足と充電時間短縮が求められています。電池容量は、大型化すれば可能ですがその分重くなり、モバイル機器の可搬性が失われま
Read More »そのバッテリーは大丈夫?値段だけではない製品選び
2017年9月11日午後、東京のJR山手線神田駅で男性が背負っていたリュックサックが発火する事故が発生しました。リュックに入れていたモバイルバッテリーが原因とみられ、男性は「秋葉原で安いものを買った」との事でした。モバイルバッテリーが原因とみられる同様の事故は、2016年12月にもJR山手線で起きています。 このような事故を、アリオンは技術的な側面
Read More »USB Type-C Gen 1 Peripheral認証ラボとして世界初認定
総合的な第三者検証ソリューションを提供するアリオン株式会社(東京都 品川区、代表取締役社長:中山英明 以下 アリオン)は、米USB Implementers Forum (以下USB-IF) からUSB 3.1 Gen 1 Peripheral/Peripheral Silicon with USB Type-C™ 認証試験機関として
Read More »高速データ伝送コネクタ:トレンドと検証ポイント
IT業界の急速な発展に伴い、信号通信の品質と速度、アプリケーションの多様性など、より高性能な製品開発に向けて、様々な企業が技術開発を進めています。エンコーディング、パッケージング技術の向上や全二重通信の提供によって伝送速度を向上させ、ユーザ側の待機時間の短縮を目指しています。この目標を達成するため「ブリッジ」としてのコネクタが注目を集めており、信号
Read More »DisplayPort1.4認定開始 HDMIとの違い、「Alt Mode」とは?
2017年1月、ビデオ周辺機器に関する標準化を進める業界団体VESAは、USB Type-CコネクタとDisplayPort 1.4(以下DP1.4)規格の早期認定プログラムを正式に開始しました。アリオンはVESAより認定されたDisplayPortの認証試験機関(ATC)としてDP1.4の規格詳細及び認証プログラムをご紹介します。
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