Tag Archives: USB

伝送線路の損失が発生する仕組み、損失による発熱は電子レンジに応用されている?

概要 高速信号を伝送する際、基板上に伝送線路を設けますが高速信号を扱う技術者は、高速になればなる程、信号伝送が難しくなることを経験的に知っています。一体なにが難しいのでしょうか? 今回は、伝送線路の損失について調査してみます。 伝送線路損失の種類 伝送線路損失として考えられる種類は、下記項目が挙げられます。他にも損失と考えられる項目が存在しますが今

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USB接続問題の様々な原因とその問題の調べ方

USB SuperSpeed Cable over the lawn

概要 USBデバイスをパソコンに接続すると、1. Unknown Deviceになったり、2. xHCIホストコントローラに接続したSuperSpeedデバイスがHigh-Speedデバイスとして認識されてしまう、といった問題が発生することがあります。一体何が起きていて問題になっているのでしょうか? 今回は、USBの相性問題と呼ばれる現象について考

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第109回 USBワークショップのご紹介

USB Certified Charger 45W Logo

概要 2018年6月18日から6月22日にかけて、米国オレゴン州ポートランドにあるEmbassy Suites Portland Downtownで開催された「第109回 USBワークショップ」でのトピックを中心に、USB規格の動向についてご紹介します。 USBワークショップとは USB-IFは年に4~5回の頻度でワークショップと呼ばれるイベントを

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リターンロスはなぜ発生するのか、インピーダンスミスマッチ境界で何が起こっているのか図解入りで分かり易く解説

概要 高周波信号を扱うエンジニアは、リターンロス、反射という用語に日々接していると思います。反射とは送信した信号が受信方向に進まず逆戻りする現象と、なんとなく抽象的に理解している方も多いと思います。今回は、この反射について調査してみます。 反射の定義 高周波信号を扱う場合は、反射を小さくするため全てのインピーダンスを合わせて設計します。例えば、送信

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専門的な回路設計が不要な半田付けとドライバーだけで作るUSB Vbus 5V, 2Aの簡易電子負荷

概要 MCPCモバイル充電安全認証試験は、USB充電器に電子負荷という装置を接続して出力電圧電流特性を確認します。電子負荷は、通信工業向け装置で入力電圧範囲が広く電流値を広範囲且つ高精度で設定したり、VI特性を測定したり様々な機能が実装されていますが、個人で買うには高価です。そこで今回は、簡単な電子負荷を製作してみます。 最も簡単な構成の電子負荷は

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USB TYPE-Cコネクタとレガシーコネクタ、Type-AとBのゆくえ

「はじめに」 最近パソコンを購入すると、TYPE-Cとよばれるポートが搭載されていることがあります。このTYPE-Cポートは現在の最新のポートで、USBに限らずHDMIなどの通信、そのほかACアダプタをさして外部から電源を供給されるポートとしても、対応していれば利用可能となります。 パソコンによっては既にTYPE-Cのみしかついておらず、ACアダプ

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第108回 USBワークショップのご紹介

概要 2018年4月9日から4月13日にかけて、米国オレゴン州ポートランドにあるEmbassy Suites Portland Downtownで開催された「第108回 USBワークショップ」でのトピックを中心に、USB規格の動向についてご紹介します。 USBワークショップとは USB-IFは年に4~5回の頻度でワークショップと呼ばれるイベントを開

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スマホとスマホと接続したら何が起きるの? USB Type-CのDual-Role-Power

概要 USB Type-Cが市場に普及してきました。充電器やノートPC、タブレット、スマホにType-Cが搭載され更に、PDが実装され急速充電にも対応する製品が増えています。今回このType-CのDual-Role-Power(以下、DRPと記す。)について実験を含めて調査します。 DRPとは USB Type-Cコネクタを搭載する製品は電力の観点

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VESA Tokyo Workshop 2018 Invitation

2018年5月15日、VESA(Video Electronics Standards Association)主催のワークショップイベントが東京で開催されます。このイベントでは、DisplayPort(以下DP), DP Alt Mode(DP over USB-C), DisplayHDR, その他新しい規格などを含む、PCやモバイル製品におけ

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LCRメーターで端子容量を測定したら予想値20~30pFに対し2nFを示したがその結果は本当に正しいのか

概要 HDMI認証試験では、DDC ClockピンとDataピン及びCECピンの容量を測定し、規格内に収まっているか確認する項目があります。試験はLCRメーターを用いて測定しますが、通常pFオーダーに収まります。しかし、2nF等の想定外に過大な容量値が算出される事があります。そこで、何が起こっているか検証してみました。 LCRメーターの動作原理 L

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